d_026712 ヴィザルの日記
大陸南端の港街
セントサウス自治区域
西側区画の通りには昼夜を問わず露店が軒を連ね
路地を入っても酒場や安宿からの喧騒が聴こえてくる
いつしか住み慣れた街の耳に慣れた騒がしさ
裏通りの片隅に事務所を構えるヴィザルのいつもの風景
変哲なく
平穏で安穏
そして
ある日事務所に届けられた大きな木箱
中に入っていた大きな木彫りの人形
人形はヴィザルに語りかける
「これ、なにをしとるか」
■今作も『エリュズニールの騎士』の世界観を踏襲し、
前作『紅湖の皇子』で滅ぼされる側にあったセントサウス
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