d_264413 池と湖が合流するとき
空が紫色に変わった。
宵(よい)の入り口。
腕につけた黒い安物の腕時計を確認すると、午後6時を回ったところだ。
夏のはじめである。
俺はこの渦を巻く瞳と心で、異世界をたくさん見てきた。
しかし、今見ているこの世界が、
現実なのか異世界、非現実なのかはっきりと区別がつかなくなっている。
色眼鏡などをかけているわけではない。
だけど空が見たこともないような濃い濃い紫なのだ・・・・・・・・。
小説。
約2000字。
24ページ。
ジャンルの関連作品
-
不思議な書店でサキュバスに耳かきされる話2024.04.30
「健全な」小原鞠莉2023.01.17
ミサキvsアンドロイドあけみ2022.12.31
イリヤお姉ちゃんは弟が好きなので2019.08.17
浪漫亭の住人〜浅黄〜伍ノ巻2018.06.08
いっぱい応援してくれる濡れチアガールCG集2024.11.29
AVメーカーの関連作品