d_267349 耗弱したタケオくん 風にも怯えて・・・
「繊細でないと見えない世界もある。
僕はそれを絵に描きたいんだ」
するとその瞬間、
テープラインから一斉に腰の曲がった老婆たちがまっすぐ走り出した
横にいた植物園好きの女の子が言った。
「おばあちゃんたちはこのままずっと夜まで走り続けるらしいよ」
辿りつく場所は街の外れの工場跡の丘らしい
「僕はクリエイターさ」
小説。
約400字。
8ページ。
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