d_537559 僕のまわりがヤバイ
・novelai作品
僕のまわりがヤバイ
目が覚めると、そこは見知らぬ森の中だった。
「え……?」
さっきまで学校にいたはずなのに、どういうことだ?
目の前には、巨大な樹木がそびえ立ち、どこからか小動物の鳴き声が聞こえてくる。
しかし、何よりも目を引いたのは、自分の目の前に立っている彼女の姿だった。
「……山田!?」
「ん?
なんかさ、めっちゃ異世界っぽくない?
これ!」
まるで遊園地にでも来たかのように楽しげな山田。
だが、俺の頭の中は混乱の渦だった。
どう見ても、これは現実とは思えない。
しかも――
ガサッ
不吉な物音がした。
「ちょっと……何かいるんだけど?」
山田が草むらを指さす。
その先から現れたのは――緑色の肌をした、小さくも凶悪な顔をした生き物たち。
「ゴ、ゴブリン!?」
ファンタジー世界によくいる、あのモンスターのゴブリン。
短剣や棍棒を手にして、よだれを垂らしながらこちらを見ている。
「……やばい!」
俺は直感的に理解した。
このままではマズい。
やられる。
「え、ヤバくない?
逃げる?」
山田が能天気に言うが、俺は状況を把握するのに必死だった。
周囲を見渡しても、武器になりそうなものはない。
詰んだ……!?
すると、頭の中に突如として声が響いた。
――「告白しろ」
「え?」
――「お前が山田に告白すれば、この世界から脱出できる」
「はああああ!?」
なんだそれ!?
ふざけるな!
そんな無茶苦茶なルールがあるか!?
ゴブリンたちはすぐそこまで迫っている。
棍棒を振り上げ、今にも襲いかかってきそうだ。
「ねえ、マジでやばくない?!」
「いや、それよりも……!」
俺は迷った。
この状況で告白なんてできるか?
でも、しないと俺たちはここで終わる。
山田を見た。
彼女はいつもと変わらず、どこか呑気で、けれど決して弱くない存在感を持っていた。
俺は何度も彼女に救われてきた。
ならば――
「山田!!
俺、お前のことが……好きだ!!」
ゴブリンの棍棒が振り下ろされる瞬間、視界が真っ白になった――。
気がつくと、俺たちは元の世界に戻っていた。
「……え?
なんか、今ヤバい夢見てた?」
「……いや、夢じゃないと思う」
「え、じゃあ告白も本気?」
山田がニヤリと笑う。
俺は真っ赤になって俯いた。
「あ、ヤバイくん可愛い〜」
「……俺の心の中が、ヤバイ」
こうして俺は、ファンタジーよりも手強い’恋の世界’に迷い込んでしまったのだった。
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