d_635404 私の親友
友達同士だから、女同士だから、
そんなどうしようも無い理由で親友からの愛の告白を断った。
それなのに…
「やっぱり私’達’親友だね」
改めてそう言われると途方もない淋しさを感じてしまうのは、何故だろうか?
紗希と眞子は幼少期からの友達で、毎日のように一緒に過ごして育ってきた一番親友だ。
ある年の夏休み、そんな家族同然の眞子からの突然の告白を受けて紗希は困惑していた。
眞子の事は好きだがそういう好きではない、自分は男が好きだから、そんな理由で断りこれからも友達でいてねとその場は円満に終わったつもりだったのだが…。
夏休みが明けたころ、別の友達に眞子が別の学校の男子と二人で会っているところを見た、彼氏なのではないかという話を聞いてしまう。
恋愛の話となると作り笑いでその場を流すあの眞子が?
男子と付き合っているのなら、なぜあの時、私に告白を…?
ずっと、会話をしなくても気持ちが気持ちがわかる程、眞子を理解していると思っていた。
ふつふつと湧き上がる疑念の答えが出せず姉に相談を持ち掛けたところ、以前に眞子からも紗希の事が好きだという相談を姉にしていた事を知る。
そして紗希が眞子の告白を断った理由が「女の子だから」だったと知った途端、姉はそれまでと流れを急に変え、紗希の知らない’好き’について直接肌を触れ合わせる事で教え始めた。
次第に変化して行く、親友に抱く感情の熱さ。
優しい笑顔、サラサラの細い髪、長いまつげ、声――
告白を断ったはずが、考えれば考えるほど眞子の事が頭からはなれなくなる。
私――こんなにも眞子の事好きだったんだ…!
モノクロ漫画146p
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