d_708563 メーテルVSプロメシューム-大銀河母娘大喧嘩-
プロメシュームは機械帝国の絶対女王であり、全てを俯瞰する超然とした存在。
そして全てが機械化された世界では、ちょっとだけ暇人。
……しかし、娘二人――
エメラルダスもメーテルも、彼女から遠ざかる方向へ進んでいる。
エメラルダスは家出同然で、広い宇宙を放浪。
メーテルは鉄郎と旅を続け、連絡もほぼ皆無。
母であることは忘れたはずなのに、胸の奥にはどこか奇妙な‘空白’――。
これを、プロメシューム自身は言語化できない。
なぜなら彼女の自我は機械化されており、
「寂しい」という感情概念そのものを自己認識できないからである。
エメラルダスを操り、メーテルを攫わせようとした過去――
その作戦が失敗したことを、プロメシュームはこう判断する。
「姉妹の情は想定より強く、自身の力を以てしても制御不能である」
しかし、本当の問題はそこではなく――
メーテルやエメラルダスが‘母のために動かなかった’という事実。
それが微弱ながらに、プロメシュームの揺らぎを誘う。
また一方では、それを「誤差」だと笑い飛ばすプロメシューム。
しかし後になっても、原因不明のエラーログとして残り続けている。
要するに娘たちに拒絶された寂しさを、意識の下では覚えているのだ。
シミュレーションを何度繰り返しても、エラーは消えない。
もはや他人任せでは問題解決にならないと断じるプロメシューム。
彼女はついに、自ら動く決断をしたのだ。
それは自らが専用義体を纏い、娘メーテルとの格闘戦を行うことだった。
――なぜ、格闘戦なのか?
それは、以下の4項目が完璧に噛み合うからである。
感情を確認するには、身体での接触が最も効率的。
自身と距離を置く娘に対し、正面から向き合うための「儀礼」。
そのうえ力の支配は、皇帝としての建前にも使える。
そして結局は、ちょっと寂しかったので会いたかった。
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しかしプロメシュームは、そのようなことをおくびにも出さない。
あくまで尊大に、そして冷酷にただ言い放つのみだ。
「我が娘メーテルよ、母としてお前に試練を与える!
見事打ち勝ってみせよ!!」
……こうしてその時は、遂にやってきたのであった。
■収録内容:基本CG25枚・差分込み合計101枚収録
(※差分対応にて着衣やダメージ表現の有無を切り替え可能です)
■参考解像度:XGA準拠(モニタ閲覧サイズ)
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