b257bdmmg01574 トウガラシ（単話）

トウガラシの花言葉──。「私、会社辞めたの…今はセクシー女優してるの」キャリアウーマンだった親友の沙綾子に衝撃的な事を知らされた人妻の麻衣子は興味本位だった事もあり、沙綾子の仕事現場に同行見学をさせてもらえる事になった。「それじゃ私、準備してくるから、最後まで見ていって」沙綾子は麻衣子にそう告げると、撮影の仕事をし始める。「あれが…今の沙綾子……私の知っている沙綾子と違う……艶かしくて目が離せない」目の前で繰り広げられる親友のセックス。
ペニスを頬張り、気持ち良さそうに喘ぎ、昂揚させながら激しく身体を振るわせる親友のセックスに、麻衣子は「私もあんな風に変われたりするのだろうか？」と少しだけ心が揺らいでしまうのだった。
そんな状況で生まれた迷いを「違う！
私は夫一筋だから……」と否定する麻衣子だったが、夫も子供もいる生活に満足しながらも代り映えしない日常を送る自分には、親友の激しくも満たされてそうな姿が甘美で魅力的に映ってしまっていたのだった。「ちょうど素人モノで奥さんの様な可愛い人を探してたんですよ？
ご要望があれば顔も隠しますし。
どうです奥さん？」そんな麻衣子に現場にいた監督からAV出演の誘いがかかる。「こんなに頂けるんですか？」その場で差し出されたギャラに麻衣子はそのまま出演を決めてしまったのだった。
そして麻衣子はその日、顔バレしないようにマスクで顔を隠しながら、恥ずかしい姿でカメラの前に映されていく──。