
b495asgt01212 雪の宿〜雪肌の人妻〜
50歳近い小野寺は定年後の趣味を見つけようと、カルチャーセンターの朗読講座に通い始めた。
そこで、恭子と出会う。
その時、彼女はヒールの音をさせながら、遅れて部屋に入ってきた。
見た目は30代前半ぐらい。
肩にかかった艶やかな黒髪は知性を感じさせるが、おっとりと優しい空気が漂っている。
表情はどこか寂しげだった。
誰もが認めるほどの美人ではなく、地味で慎ましいタイプだが、何よりその湿った声が魅力的で、淫らな響きがあった。
ベッドの上であえぐ声を聞いてみたい。
小野寺は恭子に惹かれていく。
そして、人妻だと知りながらも声をかけ、食事をするようになった。
文学の話から金沢旅行に誘い、雪の降る古都へ旅することに。
着いた時は雪が降っていなかったが、あっと言う間に街は白く染まる。
近くの武家屋敷まで散歩することにしたが、身体が芯まで冷えてしまい、2人は温泉宿へ……。
ジャンルの関連作品
-
メルティ・ミス(単話)
2021.09.22
朱炎に噤む(単話)2020.09.01
この官能小説を読むべし! BEST30 その二2018.07.13
月刊FANZA 2018年10月号2018.08.22