
b129dbnka15631 オヤシロ猫(単話)
社の下に住む黒い猫がいた。
名をタンゴ。
最初に会った時、タンゴはその黒い毛に滴を作っていた。
つまり濡れていた。
濡れて震えているタンゴをやさしく抱いた。
それから僕はタンゴにエサを持っていくことが日課になった。
エサを持っていくとタンゴはおいしそうに食べた。
今日もタンゴに会いに行こう。
そう決めて社に向かった。
社にいたのは少女だった。
タンゴはいない。
最初に会った時、その少女はその黒い毛に滴を作っていた。
つまり濡れていた。
そして僕は彼女にやさしく抱かれた。※この作品は『コミックB地区
Vol.3』に収録されています。
重複購入にご注意ください。
ジャンルの関連作品
-
デカすぎんだろ!(単話)
2024.11.28
れいむ 綾瀬天 vol.042025.02.14
オークと姫(単話)2025.03.11
壁穴開いてます【完全版】2025.03.14
あなたが欲しくなって(単話)2025.03.31
バイノーラル・オホチュニティ(単話)2025.04.20
著者の関連作品