b473aeurp00013 花のもとにて春めけば……(単話)
営業の佐藤は、外回りの途中に、たまたま自分が桜の小山に一番近いという理由で、上司に花見の場所取りを命じられる。
ブツクサいいながら件の場所に向かうと、ポツンと一人、同じ会社に勤める新人OLの高杉さんを発見。
彼女が前もって、しっかり花見の場所をキープしていたのだ。
佐藤は、彼女も駆り出されたのかと同情しつつ、場所の見張りに参加するが、高杉さんが持参した、家で漬けたという梅酒を勧められると、やがて二人はいい感じに出来上がり、佐藤は気分高らかに、桜の和歌で有名な西行法師についてのウンチクを語りだす。
興味深く耳を傾ける高杉さんの頬は赤く、それは酔いのせいだけではないようにも見えるが、勘ぐる間もなく、急に佐藤が覆いかぶさってきてビックリ。
目の前を千鳥足で歩く●っ払いが、横切れず佐藤に倒れ込んできたため、彼女はその下敷きになってしまったのだ。
顔を赤らめる二人、しかし先に口を開いたのは高杉さんのほうで、彼女は、佐藤にあるお願いをするのだった。
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