b473aeurp00064 あまあまパフューム(単話)
クリスマス当日、バイト先のスーパーに出勤してきたヒロインの実花は、店長から渡されたサンタクロースの衣装を持って従業員の休憩兼・更衣室に向かうと、ちょうどシフトを終え、帰り支度中の日高くんとバッタリ。
これから路上ライブだという彼は、おたがいの寂しいクリスマスについて、実花からの自虐的見解に一致を認めると、そそくさと退室する。
一人になった実花は、さっそくサンタクロースの衣装に着替えると、なぜかミニスカート使用になっている下半身に眉をひそめるが、ちょうど後ろにある日高くんのロッカーからもサンタの衣装が覗いていることに気づき、彼も同じ格好で店頭に出ていたのかと想像しては、少し顔をほころばせるのだった。
しかし日高くんのロッカー内を見つめる実花の目は、徐々に険しくなっていく。
そして何を思ったか彼女は、そのロッカーの中にかけてある日高くんが着脱したサンタ衣装を両手でとつかむと、自らの鼻先にまで持ってきて、「スゥゥゥゥ」と嗅ぎ出したのだ。
先程の険しい目をトロンと半目に閉じて、その衣装にこびりついた日高という「オス」の匂いを鼻腔経由で胸いっぱいに堪能する実花。
そう彼女は極度の匂いフェチだったのだ。
だがそれで終わる実花ではなかった。
彼女はその嗅覚からくる悦楽を肉体と共有すべく、自分の右手を下半身に向かわすと、嫌がっていたミニスカートも今だけは私の見方とばかりに、すんなりとパンティーの中に滑り込ます。
この状況でオナニーしない手はないのだろう、実花はくちゃくちゃと音をたてながら、匂いと指が織り成すこの私的すぎる快楽世界に、心身のすべてをゆだねるのだった。
そんな至極プライベートなひと時もつかの間、事態は思わぬ方向へと急変する。
出て行ったはずの日高くんが、引き返してこの部屋に戻ってきたのだ。
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