
b495asgt03025 あじさい電車の夜
酒井郁夫は58歳。
昨年、長年務めてきた会社を早期退職したばかりだ。
ずっと続けてきた営業勤務で今は精も根も尽き果てている。
妻を3年前に癌で亡くしていて、息子も自立しており、今は一人きり。
充電期間と考えて、箱根旅行にやってきた。
長年、夢に見ていた「夜のあじさい電車」に乗り込むと、隣の席にやってきたのは30代半ばの女性。
中肉中背で、鼻筋が通った美人だが、どこか儚げな印象を受けた。
雨に濡れないようにパーカーをはおっているが、白いニットを突きあげた胸の形が生々しく、スキニーパンツが豊かなヒップを強調していた。
窓側の席を替わってあげたのをキッカケに会話を交わす。
名前は森下妙子。
2年前に交通事故で夫を亡くし、今は実家の両親と暮らしているという。
お互いの境遇が似ているだけに、意気投合すると……。
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